Type: Video

Hoover音の作り方

ソフト別にいくつかご紹介します。

まずソフトシンセSylenth 1での作り方。
(なおSylenth 1には、「023 HOV Dominator」などのフーバーサウンドがプリセットされています)

Sylenth.1 Presets – How to make Hardcore Dominator Sound

出来上がった音は3:30あたりから聴けます。

以下パラメータ解説。

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Hooverなレイヴ音色が出るシンセやプラグイン紹介

1991年当時のサウンドにこだわるなら、1985年製のローランドのアナログシンセ「Alpha JUNO-2」をはじめとするAlpha JUNOシリーズです(JUNO106の後継機種の6ポリフォニックシンセ)。

実際の音はこんな感じです(↓はAlpha JUNO1ですが音源部は2と同じです)
Alpha Juno 1 Hoover sound recreation

シリーズにはAlpha JUNO-1(音源は同じ、鍵盤にベロシティ・アフタータッチなし)、MKS-50(ラック版Alpha JUNO)、HS-80(Alpha JUNO2のスピーカー内蔵版)、HS10(SynthPlus10)がありますが、なかなか入手も取り扱いも手間かもしれません。

(なおAlpha JUNOで本格的に音色エディットしたい人は、オプションのスライダーコントローラのPG-300や、VSTプラグインのエディター「reKon audio VST-AU Alpha JUNO Editor」もおすすめです。)

※おまけ・・・ローランド公式マニュアル。αJUNO-1マニュアル / αJUNO-2マニュアル / HS-80 マニュアル / PG-300 取扱説明書 

↓ソフトシンセ紹介に続きます

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Hooverなレイヴ音色の使用曲12選(1991〜2012)

Hooverサウンドの発祥は1991年と言われており、オールドスクールなRAVEサウンドのヒット曲は大体この手のサウンドが使われていました。

フーバーサウンドの代名詞的トラックは、オランダのテクノアーティストHuman Resource の Dominator(1991)

Buy on iTunes
ソフトシンセ「Sylenth 1」には、その名も「HOV Dominator」というプリセットフーバー音が入ってます。
フーバーの元々の意味である (英国 Hoover 社製の)電気掃除機のように、ブワオォーーーンと音を長めに鳴らしながらピッチが徐々に上下する点が、典型的なフーバーサウンドの特徴と言えます。

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Brookes Brothers厳選ベスト10曲+DJMIXなどまとめ。サイバー&爽やか疾走ドラムンベース好き必聴

とりあえず聴くべき厳選1曲

The Brookes Brothers – F-Zero (2008)

F-Zero - EP

試聴(iTunes Store) / Amazonで探す(レコード/MP3)

今でこそ、このようなサイバー系ドラムンベースは珍しくないし、2008年当時もViper Recordingsなどからそんな曲調のものは出てはいたけど、比較的地味な感じのものが多かった。そんな中この曲の完成度は(特にそのキャッチーさとアグレッシブさ、疾走感において)頭一つ抜けていた。ブリブリのエレクトロベースにシャープなストリングス、上品なバッキングピアノ、エレピソロ・・・。暗闇疾走&近未来感バリバリ。
B面の「Dawn Treader」もおすすめで、こちらはViper Recordingsを率いるFutureboundとの共作。(本作はAdam FとFresh率いるBreakbeat Kaosからのリリース。)
ちなみにこのジャケットデザインといい、後年リリースされた「The Big Blue」といい、察するにゲームのF-Zeroファンとしか思えないのだけど真相はいかに・・・

↓ほかおすすめ9曲、DJ MIX、バイオグラフィーなど

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リースベース・ニューロベース音色の使用例7曲(1988〜2012)

ドラムンベースやダブステップ、グリッチホップなどでたびたび使用されるリースベース・ニューロベースサウンドについて。

リースベース(Reese Bassline)とは、デトロイトテクノ創始者の一人と言われるケビン・サンダーソンが1988年にReese名義でリリースした「Just Want Another Chance」で使用したシンセベース音色のこと。

Reese – Just Want Another Chance (1988)

※低域なのでスピーカーやヘッドフォンでないと聴こえないかもしれません。

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ドラムンベース名盤1994〜2013。厳選19アルバム

ドラムンベースがいつ誕生したのかについては諸説(※)ありますが、ここでは1995年頃LTJブケムらがジャングルとの差別化のためドラムンベースと呼ぶようになったという説を基準にします。(※もともとはUKのRadio1でソウルやファンク系の番組内で使用されていたフレーズであるとか、1993年のコンピレーション「The Dark Side – Hardcore Drum & Bass Style」に用語が使われているなど)

今回のおすすめの傾向としては、上品でコズミックなアートコア、ジャズ&ソウルなリキッドファンク、近未来的なダーク/テック系、Neuro/Sci-Fi、ニューエレクトロやプログレッシブ寄り。キャッチーなものが多めです。

なおドラムンベースの歴史は個人的にはこんな印象

  • 1994〜2000 美しいインテリジェンス系とノイジーなインダストリアル系の2極化
  • 2001〜2010 リキッドファンクの隆盛と、他ジャンルとの融合
  • 2011〜2013 EDMの影響か、より分厚くキャッチーな音色、より極端な曲展開

1994

4 hero ‎– Parallel Universe

それまでの野性味溢れるラガ要素が特徴的なジャングルのカウンタースタイルとして、よりモダンで美しくインテリジェンスな曲調。美しいパッドの音色とバリエーション豊かなリズムパターン。

ピックアップ – Parallel Universe


(Amazonで探す(CD/MP3))

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Xilent厳選10曲、DJMIXなどまとめ。美麗変則ビートなダブステップ&ドラムンベース好き必聴

Xilent Official : Website / Twitter / Facebook / YouTube

とりあえず聴くべき厳選1曲
Xilent – Beyond

(video by Liquicity Official) Buy Beatport / iTunes

Xilent独特の、つんのめりとタメと疾走が入り組んだ変則ビート、冷涼で透明感のあるシンセコード、攻撃的なバリバリエレクトロベース、暗闇感を演出する深いリバーブエフェクト。
ダークでハイテクなSci-Fi/Neuroサウンド。退廃的な近未来、SF、サイバーパンクな世界観が好きな人におすすめ。

↓ほか9曲、DJ MIX、サウンドメイクチュートリアル、バイオグラフィーなど

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ハードテクノ好き必聴。CJ BOLLANDベスト34曲ほかDJ MIX、動画、ルーツ曲など

ピックアップ Orbital – Lush 3-5 (C.J. Bolland Remix) (1994)

ハードテクノアーティスト、CJボーランドの初期ベストなどまとめです。(ソニックソリューション名義、シージェイ名義、ザ・プロジェクト名義など含む)高速BPM、TR-909の生キック&生ハイハット、ブレイクビーツレイブ、ハードアシッドトランス、テクノトランス、初期ジャーマントランス好きな方へ。

CJ Bolland aka Sonic Solution, Cee-Jay, The Project…Innovator of HardTechno.
High speed BPM, native 909 Kick & Hat sounds, Brakebeat Rave, HardAcidTrance, TechnoTrance, GermanTrance Style.

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Fred V & Grafix ベスト10曲、DJ MIXなどまとめ。ダーク&ソリッドな美メロ疾走ドラムンベース好き必聴

とりあえず聴くべき厳選1曲
Grafix – Let Go (2010)

サイドチェーンコンプの効いたシンセ、細切れボイスサンプルでメロ再構築なアグレッシブ疾走サウンド。
Hospitalに所属する前の初期トラック。Grafixのソロリリース。2010年にPristine Recordsからリリースされた「Let Go / One Condition EP」「I Must Say LP」に収録。

↓ほか9曲、DJ MIX、バイオグラフィーなど

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DUPLEX おすすめベスト10曲 (Detroit Technoアーティスト)

(2013年12月更新:リンク切れ修正など再編)
duplex

DUPLEXは97年の”EP 1″が1stリリース。第一印象は、これぞ正統派な新世代デトロイトテクノ・・・??Derrick MayぽいのもあればMad Mikeぽいのもあり、 Fabrice Ligばりに爽やかエモーショナルだったり、叙情的なくせに適度にハードだったり、 四つ打ちだけじゃなくて曲の幅広いし、リズムが凝っててかっこいいし、 音圧が太すぎず割と90年中期の匂いがする。全体的に家で落ち着いて聴きたい感じの曲調。

こちらからライブセット音源(Duplex live op Rebelbass 2002)がDLできるので興味のある人は是非。

以下気に入った曲をピックアップ。(試聴リンク先はnuloop.com)

おすすめベスト

・Duplex – Autoload (clone 026) – a1 – autoload
疾走感溢れるキレイ目ハードチューン。

iTunesで試聴/購入 Duplex – Autoload

※ほか、続きからどうぞ。
・Duplex – Autoload (clone 026) – b1 – aerosoul
・Duplex – EP 5 (clone021) – a1 – escape velocity
・Duplex – EP 5 (clone 021) – b1 – motion blur
・Duplex – EP 4 (clone018) – b2 – extrapolation
・Duplex – EP 3 (clone015) – b1 – alien hills 8401
・Duplex – EP 3 (clone015) – b2 – subsequent
・DPX – Non Format(clone cx11)
・Duplex – Overdue EP (klakson 6) – b1 – quaoar lm60
・Duplex – EP 2 (dub03.1) – b2 – the mind of one man
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綺麗めデトロイト系ハードテクノ厳選7曲(2004年7月)Deetron – Miss Suaveなど

TechnasiaやDave Angel系の綺麗めハードテクノをいくつか紹介します。

・Deetron – Miss Suave の1曲目。UR好きマスト?乾いたストリングスが最高。

CISCO http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_44356.php

※ほか、続きからどうぞ。
Grand Resonant – Central
Joris Voorn – Lost Memories Pt.1の2曲目 missing
Joris Voorn – Lost Memories Pt.2の1曲目 Incident
Funk D’Void – All That Matters
Slam – 3B4Zero の2曲目。Known Pleasures (Original Mix) [Soma Records]
Umberto Carmignani – Agile EP の1曲目 Model-75
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美麗デトロイト系疾走ハードテクノ好き必聴。VINCE WATSONベスト12曲、DJ MIXなど

とりあえず聴くべき厳選1曲
Vince Watson – Intuitions (Joel Mull Hard Edit)(2005)

iTunesで試聴/購入 Intuition (Joel Mull Mix) – Intuitions, Vol. 1 – EP
iTunesで試聴/購入 Intuition (Joel Mull Mix 2) – Intuitions, Vol. 2 – EP

Dave Angel、Technasia、Stephen Brown、Aril Brikhaあたりが好きな人におすすめな、スピリチュアル&エモーショナルなデトロイト系テクノ~ハウスを多数リリースしているVINCE WATSON。
1995年にDave AngelのレーベルROTATIONから曲をリリースしてたり、Dave Angelと共にROTATION MONTHLYのレジデントDJとして活動。

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今月のデトロイトテクノ厳選5曲(2004年5月)Dan Corco, Timelineなど

春から夏にかけての太陽がまぶしい季節に合いそうな、MadMikeやFablisLig系のさわやか~ちょっと陽気なデトロイトテクノをご紹介。

1.Moody Preachers – Downward Spiral EP


[試聴] http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_104005.php
A2の「Dan Corco & Fred Carreira Rmx」がおすすめ。ストリングスが絶えず何重にも重なり、叙情的かつ高揚感のある曲調。リズムはかなりカッチリしていて、チキチキ刻まれるクローズハイハットが心地いい。

※ほか、続きます
Timeline – Return Of The Dragons
Oliver Ho – Magick Ep
Sarbante, Soulshift & Moody Preachers – Our Tribute to D Music EP
Dan Corco – Voice of Freedom EP

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