生サイン波やブリープ音、ファミコンサウンドに股間が刺激されちまうあなたに朗報です(といってもなんか2年前に既に出てたみたいなんですが)。 「 Nanoloop」というソフトで、ドイツの学生が当初は研究目的で作っていたもの。ゲームボーイのサウンドチップを利用して曲、音色を作れる(例えば こんな曲)というもので、ゲーム音楽作曲ツールではなく、最初からプロでも使えることを目的において開発(MIDIにも対応)。 エレクトロニカ好きには面白いツールだと思います。ALEC EMPIRE(atari teenage riot)、FELIX KUBIN(a-musik)、VLADISLAV DELAY(mille plateaux)も 使っているとか。 シーケンサー部は、TB-303やTR-808のような16ステップのパターン方式で、メロディ音色2音+ノイズ音1音の、計3音をシーケンス可。音源部は、サイン波、パルス波、自分で作った波形、ノイズ波等に、エンベロープ、ボリューム、パン、スライド、FM変調などがつけられます。なお、ゲームボーイのバージョンによって音質に差があるようで、初期型のほうがノイズが少なく音が太い(音量が大きい?)ようです。 公式サイトではROMイメージも 配布しており、エミュレータでの試用も薦めてます。GB一台でピコピコ打ち込むもよし、音楽制作環境の一部として導入するもよしってかんじですか。 【関連】 公式サイト / 日本代理店 / 実際使ってる人の解説 / 上記の曲を作った人のページ
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