昨日、龍村仁監督「地球交響曲 第1番」を観てきました。 感想から言うと、ドキュメンタリーでこんなに気持ちいいのは初めてだなって感じました。 観る前までは、地球交響曲というタイトルや、「ガイアの声がきこえますか?」というキャッチコピーが正直、あんまり好きではなかった。 ボランティアや募金なんかの「どんな人から見ても、その行いは善い事」の、居心地の悪さにも似たものを、感じたからだ。 だけど、観てみるとちょっと違うような気もした。いや、全然違うかもしれない。 ただ、それは、ひどく言葉にしづらいもので、自分とか、他人とか、孤独とか、意識とか、切なさとか、色とか、空とか、 それらを含む話であるからなのだなと、思います。 この地球交響曲第1番という映画は、6人のインタビューで構成されており、 R.メスナー 登山家 イタリア 野澤重雄 植物学者 日本 D.シェルドリック 動物保護活動家 ケニア エンヤ 音楽家 アイルランド 鶴岡真弓 ケルト美術研究家 日本 R.シュワイカート 元宇宙飛行士 アメリカ この方々のインタビューがモザイクの様に組み合わされて、 話が、せつせつと語られていきます。 この映画は、少し面白い事に実はビデオ化がされておらず、1992年の六本木でのロードショー、それから、各地の映画館で上映されて以来、 有志による自主上映という形をとって今に到るのだそうです。 「1999年2月には、全国1469ヶ所、観客動員数60万人を実現しています。」( オンザロードWEB上より) 現在は第四番まで製作されており、上映情報はWEB上で見られます。 オフィシャルサイト: http://www.gaiasymphony.com/index.shtml
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